2017年2月19日日曜日

小説

ミドとピンの工場復興発端物語
第1話 第2話 第3話
<作品解説>
初めて書いた小説です。ぬいぐるみの物語です。制作期間は1~3ヶ月程度で、量的には、400字詰原稿用紙280枚程度だったと思います。完結しています。

舞台は工場。ですが他の設定はありません。多分現実だと思います。でもキャラクターの名前はカタカナだったり分からないことだらけ(笑)
今でもかわいいものは好きですが、当時はぬいぐるみが好きで好きで仕方ありませんでした。 そのせいか、ぬいぐるみが動くような物語を書きたくなりました。
この頃は、チラシのような紙に書きなぐっていました。手書きです。 シャーペンでした。それを何枚も作っていました。 思えば小説を書いていて一番楽しいと感じた時でした。
内容としては、処女作なので稚拙です。潰れそうな工場を復興させようと頑張るぬいぐるみが出てくる割に、若干、残酷な場面もあります。 ほのぼのとした展開ではありません。苦手な方は控えた方がいいと思います。 なぜぬいぐるみが出る作品にこんな紹介をしなければいけないのか、今思うと当時の自分が分かりません(笑)
イラストは小説を書き終わってから書いたものです。 真ん中の二体がぬいぐるみです。

明日に向かって
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話

<作品解説>

2番目の作品です。ある時、夢をみました。ボディーガードをしている夢です。それをふっと小説にしたくなりました。制作期間は1~3ヶ月程度で、量的には、400字詰原稿用紙500枚程度だったと思います。完結しています。
量が膨大なので、読むには覚悟がいります。こちらも舞台・世界設定が曖昧です。世界設定あったかちょこっと調べていたら、ラヌウェットという都市が出てき ました。これはのちに作ったゲーム『Sophiahill』シリーズに出てきますね。今、気づきました(笑)全く忘れていました。
書いていて好きだった作品のひとつです。高校の授業中もひたすら書いていた気がします。最初に書いた1~2ページを友人に見せたら好評だったので調子に乗ってどんどん書いてしまいました。以降は絶不評でしたが(笑)
キャラクターの名前が誰も最後まで分からない作品。”俺” “彼女” “先輩”といった形で。主人公のぼけろん(先輩からの呼び名)はぼけている中で、記憶がどうもおかしい。忘れていた自分を取り戻す物語(だったと思います、読み直していません)
タイトルは『明日に向かって』。前向きなタイトルになっています。小説を書いている間、最初から最後までタイトルが決まりませんでした。記憶では、当時つ けたこのタイトルも自分の中で納得したわけではなかった気がします。内容が、明日に向かって、といった内容ではなかったと思うので。

この作品で、おれは初めて妄想するようになりました(笑) 自分の作ったキャラクターが好きになってしまうという、今思えば恥ずかしくなるようなことでは ありますが、当時は妄想一直線だったので周りが見えないほど愛してしまっていました。この作品のキャラクターでは先輩です。
小説の制作意欲の中で最も大きかったのが妄想だったかもしれません。今もあの頃のような妄想ができていたら、と意欲力の面でそう思います。
主人公は当時の自分と同じような性格だったと思います。そのまんま作品に自分を投影していました。小説などの作品を作る側は、物語を作る上で自分の思いをそのまま注ぐことが多いようです。
小説を書けなくなってしまったのは、そういう気持ちを失ってしまったからかもしれません。知らない方が幸せなことって多いですよね。話が別の方向にいってしまいました(笑)
イラストは小説を書いた後になります。まだまだペン書きが苦手でした。

季節の変わり目①
1話完結

<作品解説>
3番目の作品です。制作期間は1ヶ月程度で、量的には、400字詰原稿用紙100枚程度だったと思います。完結しています。 現実の物語です。北海道に住む高校生の主人公・京とその妹・美夏のお話。わりとほのぼのとした作品です。

主人公は高校卒業を間近に控え、自身の進路『医師になる』を迷う日がきます。それを見守る妹。
妄想はこの作品からピークに昇っていきます。姉妹がいなかったので、妹が欲しい気持ちから作ったような気がしました。美夏が好きで好きで仕方なかった気がします(笑) 変態一直線です。
そして妄想は妄想を呼び、作品『季節の変わり目』シリーズを作り続けます。しばらく暴走が続きます。
イラストは、兄の京と妹の美夏です。兄の肩に手を乗せているイメージです。

季節の変わり目②
1話完結

<作品解説>
4番目の作品です。季節の変わり目の二作目。制作期間は1ヶ月程度で、量的には、400字詰原稿用紙80枚程度だったと思います。完結しています。

季節の変わり目シリーズは、季節ごとに区切って作っていました。前作は夏だったので、この作品は秋です。また、主人公は美夏です。
この作品では、京と美夏の仲がいい具合を表現しようとしていました。しかしそこへ迫る、敵・変質者。変質者との戦いを描いた作品だったと思います。
美香の得意分野が分かります。料理が得意という点ですね。ハンバーグ系の料理がとても得意な美夏、という設定です。この作品でそれが出てきていたかは覚えていません。適当ですね(汗)

この頃から妄想が相当なものだったので、この作品ではイラストを3枚も描いていました。
3枚も書くほどの量も質もなかったと思うのですが。妄想ってすごいですね。
小説の解説じゃなくなってしまっていますが、1枚目のイラストのベタ部分、粗いのが分かってしまいますね。
この頃はまだPCがなかったので、全部ペンで書いて塗っていました。Aryl works Novelにあるイラスト全てが白黒なのはそういう理由です(笑)
今思うと、トーン貼りとかもうやることはないですが、結構楽しかった気がします。
ベタの中にある白い部分は文字が入っていたのですが、感熱紙にプリントした紙を貼ったものだったので、消えてしまっていました。

3枚目のイラストは、京が変質者をバットで殴るシーンですね。 挿絵にしたくて描いていた記憶があります。
タイトルの秋の失明は、普段、ずっと一緒にいると大切なものに気づかない、何かあったときに気づいたのでは遅い、そういった意味合いでつけたものでした。
そして次の作品は冬に向かいます。


季節の変わり目③
1話完結

<作品解説>
5番目の作品です。制作期間は2週間程度で、量的には、400字詰原稿用紙80枚程度だったと思います。完結しています。

季節の変わり目シリーズ第三弾。夏、秋ときて、今作は冬になります。また、主人公はも変わり、京の同級生の玲の視点を中心に描いています。初の恋愛ストーリー。
冬がやってきました。もう少しでクリスマスがやってきます。京の同級生の玲の過去の思い出をまじえ、玲が京にクリスマスにその思いを告げるという展開です。
クリスマスに特別な思いがありました(笑) クリスマスは恋人同士が過ごす大切な1年に一回のイベント。デートする1日なのです。夜はディナーを楽しむ。部屋を暗くしてキャンドルに火を灯して二人だけで過ごす。そんなクリスマスへの思いを玲に代弁してもらった作品でした。
イラストは作中のシーン。美香と話す玲。
果たして玲の思いは京に届くのでしょうか。

季節の変わり目④
1話未完

<作品解説>
6番目の作品です。完結していません。

まずどういった内容か覚えていません。こんなの書いたっけ……と思うくらい、書いた記憶がありません(笑)
季節の変わり目シリーズ第四弾。夏、秋、冬ときて、今作は春になります。最後の作品。の予定だったのですが、完結しませんでした。というのも、春の作品を 書けば4つの季節を書くことができる、という目的で書いてしまったためテーマやシナリオを決めないまま進めてしまったのです。なので途中壁にぶつかりやめ てしまった気がします。
その間、季節の変わり目とは別の形で、番外作になる兄妹の苦難というものを書いていました。そちらに気持ちがいってしまっていたのでこの作品は途中で終わっています。
イラストは茂也、玲、京、美夏になります。玲と茂也の仲と、京と美香の仲を現しました。あ、これなんとなく見てて思いだしました。美香は赤みがかった茶髪です(笑)玲は金髪。

兄妹の苦難
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 最終話

<作品解説>
7番目の作品です。制作期間は2ヶ月程度で、量的には、400字詰原稿用紙300枚程度だったと思います。完結しています。

季節の変わり目から派生した作品。季節の変わり目とは違った味を出しています。ほのぼの系ではありません。
京、美香、茂也、玲を中心に、季節の変わり目では出てこなかった沢山の登場人物で物語は進みます。平凡だった日常にあるとき何かがまぎれこみ、何かがおかしくなってしまう。そこから生じる互いのズレ、恨み、そんな人間ドラマ。だったと思います。
日本の麻薬に詳しくないのに無理やり法律などをイメージで記述していた記憶があります。調べもしないで(笑) そのあたり格好をつけたかった気がします。日本の裏社会とのやりとりもでてくるわけですね。
特にこの作品では玲のキャラクターを強く出したいところがありました。一見軽い感じの玲ですが、実は芯は強く一途な気持ちを持っているのです。このあたりで美香より玲を好きになっていた自分がいた気がします。

兄妹の苦難は、これはこれで完結しています。が、続編を作る予定でした。なので本当は兄妹の苦難① といった形でした。かなり膨大な量のシナリオが頭の中に入っていたので、3~5つは今作と同じ量程度の作品ができるほど色々と考えていました。
が、このあたりでおれの小説への情熱は徐々に失われていました。兄妹の苦難で当時の自分の中で、出せる実力を全て出し切ったと思います。と同時に、自分の小説執筆の限界を知った気がしました。
文章力、創造力、知識力、語彙力。視野。また、人を楽しませるために書こうと思うようになっていたこと。でも自分で書きたいものを書きたい、それが兄妹の 苦難でしたが、両方の気持ちが混じって、自分自身が書いていて楽しいと思えなくなっていました。実力も伴いません。色々なことが関わりました。書き終えた ら燃え尽きたというのもあります(笑) また、この頃始めたゲーム制作に興味が移ったというのも原因のひとつです。

そんな現われか、長い作品なのでイラストも3枚書いたのですが、なんだか全部適当になりました(笑)
2~5と続くはずだった兄妹の苦難ですが、もう書くこともないので結末を簡単に述べると、京は最後事件に巻き込まれ亡くなり、美夏は未婚の母となります。
最後のシーンだけ特に思い描いていたのでここで吐き出させてください。エピローグ。ベンチに赤ちゃんを抱いた美夏が座っていると、京のような姿が一瞬見えた気がしました。美夏は京が見守ってくれていると思い、一人、頑張っていこうと決意しました。
おれの季節の変わり目から始まった妄想の暴走はこの作品で幕を閉じます。

だったらやめればいいじゃない
1話完結

<作品解説>
8番目の作品です。作期間は2~3日程度で、量的には、400字詰原稿用紙15枚程度だったと思います。短編です。完結しています。

初のハードボイルド作品。兄妹の苦難で燃え尽きていましたが、当時小説サークル(雑誌か何かで集まったもの)に入っていたので何か作品は書かないといけないと思い書いた作品がこれでした。サークル内で優秀賞を頂きました。
今までのもととは内容、雰囲気、展開全てを異にします。自分が書ける小説の限界への挑戦でした。薬物中毒の主人公タケシの視点から描いた作品。酷いことをしています。この主人公。
当時兄に見せたところ、「おまえ最悪だな」と言われた記憶があります。おそらく小説を書いたおれ自身の考えがタケシの考えであるといった形に小説から読み 取ったのかもしれません。述べるまでもないですが、主人公タケシが思うこと、やったことはおれには経験がないのでご安心ください。酷い男を描こうとしたた めこうなっただけですが兄には理解してもらえませんでした。(笑)
イラストは、タケシ。燻ったイメージです。持っているのは鉄パイプ。


主人公はどっち!
第1話 第2話 第3話未完

<作品解説>
ストーリーになる主人公という存在。それを追求する登場人物。

なんとなく物語として、主人公なら誰なのかを競っていた男女がいた気がします。
そんなお話。未完成です。
読み直していないのですが、
確か姉と妹だったような。
内容自体思い出せないですが、
結構自分の中ではよい作品になりそうな
そんな気持ちがあった気がしていました。
でもモチベーション尽きて、
途中で終わっています。
残念。


サイリーンの王子
1話未完

<作品解説>
記憶にありません。
多分ウェイザの小さい頃の話だと思います。

男と化女の回帰
1話未完

<作品解説>
記憶にありません。
何か小難しいことを書いてみたかったのかもしれません。

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