そのほかのホタルを鑑賞できる地域
・宮城県登米市東和町鱒渕軽米の鱒渕川の周辺が国の天然記念物に指定されています。
6月中旬~7月あたりまでみることができるかもしれません。
・宮城県大郷町川内沢田沢周辺でもみることができるかもしれません。こちらも6月中旬~7月中旬あたりまで。
ホタルが生息している地域の特色
環境破壊、都市化等により山や川が失われる中で、ホタルが住める場所というのは本当に限られてきているようです。それでもなおホタルが生息しているということは、つまりはその場所は今もなお自然に恵まれている場所であるということがいえるでしょう。そこにホタルがいるかぎり、その場所は自然があるということです。
そんな場所を大切にしていくことが私達の課題になっていくのかもしれません。自然を大切にしていく。環境を大切にしていく。ホタルを含め全動物が生きていくことのできる環境を守らなければならないのが私達の課題かもしれません。
ホタルが光を出す理由とは
虫の中でも、夜、はっきりと分かるほどに光を放ち飛ぶホタルという虫。しかし、なぜホタルは光るのでしょうか。その理由が実はあるのです。これは、はかなくも切ないホタル特有のモノなのです。
~愛のメッセージ~
ホタルが光る理由は、愛のメッセージを送っているからです。動物や虫全てにおいて存在する求愛の行為。それを光ることで行っているのです。光っているホタルの中でも動かないホタルと飛び回っているホタルがいますが、飛び回っているのがオスで、止まっているのがメスです。光って飛び回るオスは、タイミングが等しく光るメスを探してこうして光り飛び回っているのです。
しかしながら、ずっと光続けることはできず、1週間程度光輝いたらその後は命を落とします。最後の輝きをともして去っていくのです。
ほたるの聖地「ホタルの里」
ホタルを見るところが限られてしまっている中で、いまなおホタルの聖地として鑑賞するのことのできる場所があります。
山形県米沢市奥座敷にある小野川温泉という場所があるのですが、環境庁の「ふるさといきものの里」に認定されている地域でもあり、現在でもホタルが生息する場所でもあるのです。
もともとホタルが住みにくい世界になっているなかで、そのまま放置していたらおそらくこの場所もホタルがいなくなってしまっていたのかもしれません。が、住民の方達の努力が実り、ホタルが今も生息することが可能となったのです。住民の方々に強い感謝の念を持ちつつ、ホタルを見に行ってみたいですね。
はじめに
ホタルといえば夏の虫。今や田舎でしか見ることができない虫であると同時に、日々都会化が進み環境が破壊されるなか蛍は住みにくくなりなかなか見ることができなくなってきているようです。
数十年前までは普通にみることのできた蛍ですが、その実態を知らない方も多いのではないでしょうか。どこかロマンチックで、すぐにいなくなってしまう、そして美しく光る虫というイメージの蛍ですが、本当はどんな生物なのでしょうか。ホタルについてみていってみましょう。
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